
2025年「子育てグリーン住宅支援事業」について解説
子育てグリーン住宅支援事業とは?最大160万円の補助金を徹底解説
GX志向型住宅(160万円補助)は2025年7月22日に予算上限に達し、申請受付が終了しました。
現在は長期優良住宅(80万円)とZEH水準住宅(40万円)のみ申請可能です。
事業の目的とカーボンニュートラルへの取り組み
子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、すべての世帯を対象とした住宅支援制度です。この事業は、国土交通省と環境省の合同事業として実施されており、省エネ住宅の普及を通じて環境負荷の軽減を図ることを目的としています。
特に「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入を推進し、2030年度までに新築住宅のZEH基準レベルの省エネルギー性能確保を義務化する方針に向けて、裾野の広い支援を行っています。
補助対象住宅と補助額
3つの住宅タイプ
補助対象住宅は、床面積が50㎡以上240㎡以下の住宅で、以下の3つのタイプに分類されます:
1. GX志向型住宅
- 補助額:160万円/戸
- 環境省の予算による支援
- GXへの協力表明を行った事業者が建築する住宅に限定
- ※2025年7月22日に予算上限に達し、申請受付終了
2. 長期優良住宅
- 補助額:80万円/戸
- 古家の除却を伴う場合は20万円/戸を加算
- 国土交通省の予算による支援
3. ZEH水準住宅
- 補助額:40万円/戸
- 古家の除却で20万円/戸を加算
補助対象者の条件
一般世帯(すべての世帯が対象)
2025年度の子育てグリーン住宅支援事業では、世帯の種類を問わず、すべての世帯が補助対象となります。ただし、以下の世帯には優遇措置があります。
子育て世帯(優遇対象)
- 申請時点で子を有する世帯
- 子とは令和6年4月1日時点で18歳未満の者
- 令和7年3月末までに建築着工する場合は、令和5年4月1日時点で18歳未満の子
若者夫婦世帯(優遇対象)
- 申請時点で夫婦であり、いずれかが若者
- 若者とは令和6年4月1日時点で39歳以下
- 令和7年3月末までに建築着工する場合は、令和5年4月1日時点でいずれかが39歳以下
優遇措置の具体的内容
一般世帯:GX志向型住宅(160万円)のみが対象
子育て世帯・若者夫婦世帯:以下すべてが対象となります
- GX志向型住宅(160万円)※申請終了
- 長期優良住宅(80万円) ← 優遇措置
- ZEH水準住宅(40万円) ← 優遇措置
つまり、高性能なGX志向型住宅を建築できない場合でも、子育て世帯・若者夫婦世帯であれば長期優良住宅やZEH水準住宅で補助金を受けられます。
申請期間と予算上限
予算上限に達し次第、交付申請の受付を終了します。お早めの申請をおすすめします。最新の申請状況は公式サイトでご確認ください。
対象期間
2024年11月22日以降に基礎工事より後の工程に着手した住宅が対象。
申請手続きと登録事業者
登録事業者による申請
補助金申請は補助対象者に代わって登録事業者が行います。
- 注文住宅の新築:建築事業者
- 新築分譲住宅の購入:販売事業者
- 賃貸住宅の新築:建築事業者
補助金の還元方法
- 契約代金への充当(原則)
- 現金での支払い
申請時の注意点
立地等の除外
一部地域の住宅は補助対象外。詳細は公式サイトを確認。
早めの申請が推奨
予算上限に達し次第受付終了。人気のため、早めの手続きが大切です。
まとめ
2025年の子育てグリーン住宅支援事業では、すべての世帯が対象となり、住宅の性能に応じて補助金額が明確に設定されています。長期優良住宅なら80万円、ZEH水準住宅なら40万円の補助金を受けることができます。
三幸住宅では、碧南市エリアで子育てグリーン住宅支援事業の対象となる長期優良住宅を中心とした新築分譲住宅を多数ご紹介しております。登録事業者である建設会社が建築・販売する80万円の補助金対象物件を、お客様にご案内いたします。
また、省エネリフォームをお考えの方や中古住宅をお探しの方についても、お気軽にご相談ください。
80万円の補助金を活用して長期優良住宅という理想の住まいを手に入れるチャンスです。予算に限りがあるため、新築分譲住宅をご検討中の方はお早めに三幸住宅までお問い合わせください。